2018年3月24日土曜日

電車賃節約の知識(7)区間式の回数券とは

区間式の回数券とは、発着駅が決められている(記載されている)回数券のこと。
JRの回数券や、一部民鉄がそうです。

基本は範囲内が有効で、向きは関係ありません。途中で乗る・降りるのは可です。
たとえば「西宮駅-塚本駅」回数券の場合、
西宮-甲子園口-立花-尼崎-塚本

西宮→立花や、尼崎→西宮、甲子園口→塚本など、いずれも可能です。
ただおつりは出ません。出るときに自動改札に吸い込まれて終わりです。

乗り越しもできますが、新たに運賃が必要です。
西宮-甲子園口-立花-尼崎-塚本-大阪
西宮→大阪の場合、塚本→大阪の160円が必要という事です。
西宮→大阪は300円、西宮→塚本は220円ですが、差し引きの80円ではありません。いちど降りて乗りなおしたのと同じ160円が必要です。
一見不利なルールですが、場合によっては有利に働く場合もあります。
その解説はまた次の機会に。

区間式回数券の例

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